Work 仕事紹介
「内装施工」の仕事って?
クロス施工の流れについて、簡単にご紹介します。
「もっとよく知りたい」「仕事を体験してみたい」という方には、
現場見学やアルバイトスタートからなどの相談にも応じます。
下塗り用パテを塗る
通称「下パテ(したぱて)」と呼ばれる作業。下塗り専用のパテと呼ばれる粉のようなものに、水を混ぜて使います。釘の凹みや、壁と壁の隙間などをパテで埋め、平らにします。
上塗り用パテを塗る
通称「上パテ(うわぱて)」と呼ばれる作業。下塗り専用パテに比べて粒子が細かい、上塗り専用のパテを塗り、さらに凹凸を少なくしていきます。貼られるクロスの下地になる見えない工程ですが、非常に重要な作業です。
サンダーがけ
パテが乾いたら、サンダー(やすり)をかけて、さらに表面の凹凸をなくし、滑らかにしていきます。粉が舞うので、マスクは必須。地味ですが、結構たいへんで、そして重要な工程の一つです。
クロスの糊付け
採寸・断裁・糊(のり)付けまでを自動で行う機械を使用して、クロスの裏面に糊を付けていきます。手しごとが中心の工程の中にも、このような機械を導入することで作業の効率化を図っています。
天井のクロス貼り
足場を組んで行う、天井のクロス貼り。大きな部屋の場合は二人掛かりで貼ることも。サンダーがけをしながら貼っていくので、この工程が一番たいへんな部分でもあります。
壁のクロス貼り
基本的には天井から作業を進めますが、現場の状況や、クロスの種類によって、壁から貼ることもあります。なで刷毛で空気を押し出しながらローラーがけをし、つなぎ目(ジョイント)を目立たなくしていきます。
コーキング
天井と壁紙の境目や、部屋の角のつなぎ目の部分などに、コーキング剤を使用して隙間を埋めていきます。施工後のクロスの剥がれを防ぎ、仕上がりを美しくしてくれます。
片付け
道具や現場で出たゴミなどを車に積み込み、現場を片付けます。粉やクロスの切れ端など、細かいゴミも多く出るので、片付けの後は清掃も念入りに。最後に全体チェックをして、帰社します。